shame

高校生の頃もこんな感じでブログを書いていた。根暗丸出しの恥ずかしい文章を書いていた。

そんなこともあんなことまでも知っている友人タニくんと昨夜は仙川で飲んだ。

お互いに最近あったことを話しながら結局何も変わってないことに気づいて酔いが回って風俗の話をしていた。彼の性へのスタンスは驚くほど変わっていなくて尊敬に近いものを感じてしまった。

たしか最後に会ったときにケンカした気がする。ドライブに行ったが遊びの工程がうまくいかなかったことから互いに機嫌が悪くなり、とこんなことは知り合ってからずっとのような。それでもずっと仲良くやってる。

ぼくのタバコを吸いながら、実はぼくが高校時代好きだった女の子の話をした。彼には言ってなかったがなぜか知っていた。その女の子のブラを見たことがあるらしい。許せないな。

 

また近所の喫茶店に来てしまった。今日から本格的に暑さが始まったようで涼みにきた。

6人ほどの老若男女が集まっている。会話を聞く限り、宗教的な集まりのようだ。古い喫茶店にはこういうのを引き寄せる力があるのだろうか。楽しいのであればなんでもいい。勝手にやっててほしい。それを横目に見る。

 

この夏は特に予定がない。旅行に行くには金がないし、飛行機も高くなる。また友だちと海に行ったりするのだろうか。何度腹を壊すのだろう。

そんな考え事をしながらアイスコーヒーをすする。帰って腹を壊すんだろうな。すでに扇風機で体調を崩しかけたぼくに学習能力はない。昔から何も変わらない。こんなぼくを許せるだろうか?

 

health

何もない日曜日だった。目覚めたのは昼の一時半。今の生活が始まってから初めてこんなに寝た気がする。いろいろと夢を見たがあまり覚えていない。その方が健康だろう?

起きてすぐパスタを茹でた。腹は減っていなかったがすることがないから昼飯を食べようと思った。スーツという海外ドラマを見ながら。関西に住みながらモデルの仕事をする同級生が好きと言っていたのを思い出す。高校時代彼女は誰も手が届かない美人として他校の人間にも名を馳せていた。ハセさん。


夏が宣戦布告したかのごとく日はなかなか落ちない。退屈したぼくはチョコチップメロンパンを片手に近所の名画座に向かった。

つい最近流行っていたグレイテストショーマンを見た。1200円で大画面越しに大ヒット作品を見ることができるのだ。見た感想もそんな感じだった。ストーリーはよくある話かもしれないが、音響やダイナミックなアレンジ、歌詞に心打たれた。エンドロールが流れて、最後にメイキング映像が少し流れたが役者たちの生声に感動してしまった。あと主人公が嫁一筋な感じに惚れた。

家に帰る途中ずっと映画で流れていた音楽が頭の中で鳴っていて、気づいたらすべてを台無しにするかのようにラーメン大を腹にぶち込んでいた。いつも帰り道を邪魔するラーメン屋なのだ。こうしてぼくの健康は壊れていく。

evening

1ヶ月前のぼくが用意してくれた休日を過ごしている。朝目が覚めて洗濯機を回しながら風呂に入る。その後は何もないことに気づく。なんとなく寂しいのか、予定を入れようとする。ツイッターを開くと暇そうな人たちが何人かいたがそのまま眠ってしまった。

大学一年生の頃は毎日のように何もない日が続いた。やることもなかったし、金がなかった。

今も金があるわけではないが楽しく暮らしている。今日も食費を削って下高井戸にある映画館へ向かう。

late

飛び込みたい、という奇妙な欲望がある。お札の山に。女湯の中に。牛乳の中というのはしずかちゃんしか聞いたことがない。
ぼくの場合はあれだ。爽というアイスがあるだろ。あのシャリシャリが数分経つと溶けた状態のドロドロと混ざり合ってなんとも言えない感触へと変化する。その中に飛び込んでやりたい。バニラでもチョコでも構わないが。

今日は起きたら始業の手前だったし今週は忙しいので思い切って休みの連絡を入れた。理由は頭痛にしてやった。しょうもないなと自分で思いながら洗濯機を回した。

やっと鍵を作りにきた。同居人には迷惑をかけたと思う。ナユはたまに「はやく鍵を作れ」とボヤいた。
今はその鍵が出来上がるのを待つために喫茶店に入っている。久しぶりにこんなとこに来た。コーヒーを注文する。
隣にはひたすら哲学の話をする男女がいる。付き合っているみたいだが話の内容が若者らしくないため違和感を覚える。初めて見る人類かもしれない。悪い言い方をすれば村上春樹に出てくる人たちみたいだ。思考停止した若者よりも好きだけど。

洗濯機を回した後眠ってしまい、干すのが遅くなってしまった。夕方取り込むと生乾きのにおいがして吐き気を催した。何もしたくないし、何も考えたくない。今週中は、この欲望は叶えられそうにもない。f:id:kiminisachiale:20180612184310j:plain

change

聞いたことがある話を初めて聞いたかのように反応してしまう自分がたまにいる。これは偽善なのだろうか。

コンビニで外国人から釣り銭をもらうときについ確かめてしまう。信用とはなんだ。

旅行してきただけなのに何故か気が大きくなってる気がする。別に布団の中で瞑想してれば分かるようなことを10万もかけて見つけにいったのだ。体験とはそこまで大切なことなのだろうか。

そんなことを考えながらベンチで温かい午後ティーを飲んでる。この時期はなかなかあたたか〜い飲み物が自販機に並んでおらずコンビニに買いにいった。ついでにアイスも買った。店員はとても不思議そうな顔をしていた。当たり前だ。店員は外国人なのであった。彼が普段どんな表情をしているかなんてぼくに知る由もない。

旅に出て変わったことといえばコーヒー派から紅茶派になったことくらいだろうか。今まで毎日2杯ほどコーヒーを飲む生活をしていた。バイト先のおっさんたちが買ってくれるからだった気がする。それが5日間うまい紅茶を飲み続けると帰国してからも止められなくなってしまった。情けないかもしれないな。冬になるとココアに浮気してしまうことも。


尖った文章から始まったものの弱気な言葉に変わって終わってしまった。それは今家の鍵がなくて近所の公園で1人これを書いているからだ。ちなみに午後ティーを買ったコンビニで釣り銭は出ていなかった。

alone

スリランカ旅行4日目。今日はコロンボのホテルで1日ゴロゴロする。もう既に無数の蚊に刺された。デング熱も待ったなし、といったところだ。(デング熱が何かはあまり分かっていない)

暇なのでこれまでの旅をまとめようとしたが、キリがなさそうなので印象に残ったことを少しここに書こうと思う。残りは帰国してから同居人らに話すだろう。

これは2日目の話だ。
クルナーガルで強引に入らされた店でカレーを注文した。「チキン?」と問われ、チキンはもともと入ってると思ってYESと答えた。するとカレーのセットにバカでかいチキンが付いてきた。もちろん食べきれなかった。
食べている間、おそらくバイトであろう19才の青年といろいろな話をした。スリランカにはどんな町があるのか、家族構成が同じだとか、バイトを客としゃべってサボってるだとか。中国人の英語が一番下手だと彼は笑っていた。楽しそうに話す彼を見て相槌を打たずにはいられなかった。最後の方にマリファナを持っているか聞いてみると、持っているとのこと。「まあみんな持ってんじゃない?」って雰囲気だった。続けて売っているらしき場所を教えてくれたが「君は日本人1人だろ?たぶんそこに行ったところで金だけ取られるオチだよ」という感じのことを言ってくれた。食事を終え、写真を撮って別れを告げた。正直、彼の英語は分かりづらく何を言ってるかほとんど分からなかった。ここまで書いたことはぼくの妄想かもしれない。

その足でダンブッラに向かい、シギリヤを目指した。f:id:kiminisachiale:20180604182551j:plain

laundry

を見たりしてよく眠れなかった。

雨予報というのを見て洗濯物を乾燥させにコインランドリーに来た。今は乾燥機の目の前で待機してる状態。

コインランドリーを利用することはおろか乾燥機を使うのも初めてである。家族旅行に行ったときに母が使っていたのを見ていた。そのときの匂いや母の表情、自分の幼さをなぜかはっきりと思い出せる。コインランドリーという場所が初めてだったのだろうか。

ランドリーという映画がとても好きで、ぼくもここを見張るだけの仕事がしたいと少し思った。しかし現実はこれから新宿で8時間ほどパソコンと向き合わなければならない。今日が終われば一週間ほど休みなので気持ちよく乗り越えたい。西野カナには会えるだろうか。


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写真は最近勝手にボロボロになっていくジーンズ。友人が飼っている猫に一気に引き裂かれた。